効率の良い中国語学習の始め方

中国。お隣の国です。私が中国で仕事を始めたころはまだワーカーさんの給与が月1万円(600元)の時代でした。

2000年代中盤は日本語を勉強して日系会社の通訳になれると月5万円(3000元)くらいの給与になるので、そのころの中国の大学生は日本語がブームでみな必死に日本語を勉強していました。

そのおかげというか、私の周囲には日本語を話してくれる中国人ばかりになってしまい3年中国にいてもあまり中国語が聞けない、話せない自分がいました。

 そんな私が効率よく中国語を勉強した方法を下記にご紹介します。

よく語学学習は、「よく聞き」、「よく読み」、「よく話し」、「よく書く」と4つの作業で頭に定着すると言われています。しかし、語学学習したことある人は毎朝語学を聞いてもなかなか上達しないと思っていると思います。

記憶に定着してないんですね。今日覚えたことは明日忘れてしまいどんどんモチベーションが下がって諦めてしまいます。

そこで現地中国にいる50代、60代の人も実践しているテクニックをご紹介します。

すごくシンプルです。それでいて、記憶力の落ちたおじさん、おばさんでも中国語が上達する方法です。それは「よく書く」ではなくて、「よくタイプする」です。

例 

「你好」 Ni Hao            こんにちは。

「早上好」Zao shang hao         おはよう

「你起床了吗?」Ni Qi Chuang le ma    起きましたか?

そう、これだけです。携帯電話で中国語のピンインを打つ作業をしてみてください。

何回もタイプしてるとピンインを覚えてくると思います。

また、タイプしてると最初はすごく時間がかかるのでそのピンインを口ずさんでいる

自分を発見できると思います。また、さらに送信前に自分が打った漢字を読み返すと思います。

これで、「よく書く」「よく話す」「よく読む」の3つの作業を同時にこなせます

では、だれにメッセージを送るか?

中国の友達がいれば一番いいですが、もっと手軽なAppもあります。

それはHello Talkです。

ハロトーク(Hello Talk)は、世界中の言語を間にびたい人同士が繋がれる無料アプリです。例えば、あなたが中国語を学びたい日本人だとしたら、日本語を学びたい中国人と繋がることができます。

ハロートークで見つかる人は日本に興味があります。

日本語学習者は当然ですが日本に興味があります。ですので、必要以上に気を使わなくて大丈夫です。まずは、毎朝の挨拶や寝る前の挨拶から始めてみてはいかがですか?

そのうちグルメの話題や旅行の話題などをしていくとどんどん新しい単語のピンインを打つことになるので、それでどんどん覚えていけます。

語学学習はアウトプットつまり使うことがあればモチベーションも維持できるというからくりになります。

では、「鉄は熱いうちにうて」とあるようにさっそくハロートークをダウンロードしてまずは挨拶を送ってみましょう~。

Nihao wo shi ribenren.wo xuexi zhongwen . ni shi zhongguoren ma ?

你好 。我是日本人。我学习中文。你是中国人吗?

こんにちは。私は日本人です。私は中国語を勉強しています。あなたは中国人ですか?

こんな感じでOKです。このやり取りを5人~10人くらいとしてみてくださいね。毎日じゃなくて大丈夫です。週2~3回でOKです。1か月もすれば100~200単語は覚えていると思います。